八波寮
八波寮とは

児童養護施設ってなぁに??

児童養護施設とは事故や災害、あるいは両親の離婚・病気、また不適切な養育を受けているなど、様々な理由により、家庭において養育することが 難しい子どもたちがいます。児童養護施設はこうした状況にある2歳から 18歳までの子どもたちの人としての権利を擁護し、生活する中で、ひとり ひとりの健やかな成長を見守り、社会的な自立を支援する施設です。 児童養護施設は、児童福祉法や児童憲章の基本的な理念に沿って、 子どもたちの幸せと心豊かで健やかな成長を見守り、社会的な自立を支援しています。

児童福祉法 第41条

児童養護施設は、乳児を除いて、保護者のない児童、 虐待されている児童、その他環境上養護を要する児童を 入所させてこれを養護し、あわせてその自立を支援する ことを目的とする施設とする。


児童憲章
昭和26年5月5日(子供の日)、内閣総理大臣を議長とする 児童憲章制定議会が制定。児童の学習権の保障や、心身の 保護などについて定めています。
児童憲章前文
児童は、人として尊ばれる。
児童は、社会の一員として重んぜられる。
児童は、よい環境のなかで育てられる。




知多学園八波寮ってなぁに??

伊勢湾を望む愛知県常滑市の海辺に位置する児童養護施設です。 目の前が海という伸びやかな環境の中、幼児から高校生までの 35人がともに学び、助け合い、成長しながら生活しています。


八波寮の運営理念
「個を尊重し、個を活かし、個を伸ばす」

八波寮の原理原則

漸進性の原則・・・徐々に難易度や負荷をあげて行きます。
全面生の原則・・・知育・徳育、体育をバランス良く育みます。
意識生の原理・・・目的理解、意識の集中をします。
個別性の原理・・・個の力、目的に合致したプログラムを策定します。
継続、反復性の原理・・・繰り返し反復し、継続させる動機付けを行いします。

知多学園八波寮の運営方針

  1. 児童の権利擁護、子どもの最善の利益を守り、それを尊重します。
  2. 社会のニーズに応え、専門的技術を研修し、資質の向上を図ります。
  3. 児童の社会的自立に向け、個性に応じた支援に努めます。
  4. 心身の調和的発達を図り、社会の健全なる一員になれる人間を育成する様に目指します。

知多学園八波寮の歴史

昭和21年、当時保護団体知多学園に奉職していた初代理事長、磯部茂は、 戦災孤児や非行により保護された少年の行動を見て、一旦非行化してしまった 子どもたちの更正がいかに難しいかを悟り、幼児のうちに教育した方がより 効果的であると考え、幼児の入所施設として昭和29年に発足、開始しました。
1954年(昭和29年)4月 初代理事長磯部茂が個人にて現在地に幼児入所施設として定員25名で設立
1966年(昭和41年)5月  社会福祉法人認可
1971年(昭和46年)3月 園舎新築、定員35名に増
1982年(昭和57年)12月 鉄筋コンクリート2階建増築


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